川淵三郎氏が故渡辺恒雄主筆への思いつづる「改めて仏前で感謝の意をお伝えした」 お別れの会参列を報告 30年前に「正面衝突」

 Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「今日読売新聞渡辺恒雄主筆のお別れの会に参列した」などと記し、昨年12月に亡くなり、この日都内でお別れの会が行われた読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんへの思いをつづった。

 川淵氏は「8年前対談する僥倖に恵まれ、その時の写真を見つけ感激と同時にとても嬉しかった。Jリーグ開幕当時渡辺主筆と正面衝突した出来事の数々が思い出され、それが世間の耳目を集めJリーグ人気に直結した。その事を改めて仏前で感謝の意をお伝えした」と報告した。

 1993年に発足したJリーグは、プロ化にともなってクラブ名に企業名でなく地域名を求めたが、当時ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)の親会社だった読売新聞社社長だった渡辺氏が反発。互いに「独裁者」と批判し合うなど、論戦を繰り広げた。その後、読売新聞社は98年にヴェルディの経営から退いた。

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