「明治安田J1、広島1-0横浜M」(23日、エディオンピースウイング広島)
昨季2位の広島が横浜Mを1-0で下し、2020年以来のJ1開幕2連勝とした。後半開始早々にFWジャーメイン良(29)のPKで奪ったリードを守り切った。横浜Mは1分け1敗。開幕2連勝は広島、湘南、清水の3チームとなった。
待望の加入後初ゴールを決めると、チームカラーの紫に染まった本拠地の客席へ向かって大きくほえた。広島のジャーメインにとって公式戦5試合目での初得点。J1開幕2連勝に導き「地鳴りのような歓声でうれしかった」と感慨に浸った。
後半開始直後、右サイドで田中聡がしぶとくボールを奪い、加藤へつなぐ。ジャーメインが低い右クロスを巧みに右足で合わせると、相手DFの手に当たって笛が鳴った。「当たらなかったら、そのまま入ったようないい感触。自分の特長が出たゴール前の駆け引きだった」。自らのシュートで得たPKを力強く左足で蹴り込んだ。
昨季磐田で日本選手最多タイの19得点を挙げ、10年ぶりのJ1制覇を狙う広島に加入。8日の富士フイルム・スーパーカップから4試合はネットを揺らせず「もやっとする」思いを抱えていた。
「点を取ればいいというだけのFWにはなりたくない」と言うように、先頭に立ってしつこくプレスを続け、ポストプレーでの貢献度も高い。昨季2位の広島の鍵を握るストライカーは今季の目標を問われ「優勝でしょう」と力強く宣言した。