神戸・吉田監督1次L突破目前も勝ちにこだわる「勝ち点3を取りたい」引き分け以上で決勝T進出確定
J1神戸は10日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)上海海港戦(11日、ノエスタ)に向けた前日会見を行い、吉田孝行監督(47)とDF本多勇喜(34)が意気込みを語った。
神戸は現在6戦を消化して1次リーグ3位。上海海港戦は引き分け以上で勝ち点を1でも積み上げれば決勝トーナメント進出の8位以上が確定するが、吉田監督は「明日の試合はグループリーグ突破に向けて非常に大事な一戦。ホームですし、しっかりと勝ち点3を取りたい。引き分けを意識するんじゃなくて、自分たちらしいサッカーをして勝ちに行くことにまずはフォーカスしなきゃいけない」と勝利にこだわる姿勢を見せた。
対戦相手の上海海港は浦和や新潟に在籍したFWレオナルドを擁し、元横浜M監督のケビン・マスカット監督が指揮を執る。吉田監督は「マスカット監督が率いているので、やってるサッカーはマリノス時代と似ていると思う。非常にコンパクトでアグレッシブにボールを奪いにくる。あるいは質の高い選手がそろっている。そういう選手を生かしながら組織的に戦ってくる」と警戒を寄せた。