森保ジャパンに不気味な“北のカーテン”北朝鮮代表 敬意表する言葉も戦術面など一切明かさず

 「W杯アジア2次予選、日本代表-北朝鮮代表」(21日、国立競技場)

 国際Aマッチでは2017年12月以来となる日朝戦。戦前から独特の雰囲気が漂う中でも、北朝鮮のシン・ヨンナム監督は日本に対して敬意を表する言葉を並べた。

 「日本はアジアでも非常に強い国。強い国と対戦するために、私たちも非常に努力を傾けてきた」。入国までの流れも審査等は円滑で「大変な点は全くありません。今回非常に良くしてもらったので、大変感謝しております」と真摯(しんし)に話した。

 ただ、チームとして不気味な存在であることには変わらない。北朝鮮代表の映像や資料は少なく、この日の報道陣の取材に応じる選手もいなかった。シン監督は今回の試合に対する調整過程や戦術面などについては一切明かさず、「明日の試合内容をご覧いただけたら」とだけ話した。

 北朝鮮側のチケットは既に3000枚以上売れた。アウェーでも熱い声援を受けられそうで、「同胞たちの応援は非常に大きな力になる。二つの心臓が一つになって走っている。一緒に肩を組んで走っているような心境」と指揮官。サポーターとともに戦うつもりだ。

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