神戸がFC東京に2-1で逆転勝ち 大迫が珍PK失敗→意地の勝ち越しFK弾でほえた!

 後半、FKで勝ち越しのゴールを決める神戸・大迫勇也(撮影・堀内翔)
 後半、FKで勝ち越しのゴールを決めて飛び上がってガッツポーズをする神戸・大迫勇也(撮影・堀内翔)
 前半、転倒してPKを失敗する神戸・大迫勇也(撮影・堀内翔)
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 「明治安田J1、FC東京1-2神戸」(9日、味の素スタジアム)

 神戸はFC東京にアウェーで逆転勝ち。FW大迫が前半に足を滑らせてPKを外すも、後半にFKを直接決めて勝ち越しゴール。昨季MVPで得点王が意地を見せた。

 0-0の前半9分にDF森重のハンドでPKを獲得。先制する絶好のチャンスだったが、キッカーの大迫が足を大きく滑らせてしまい、ボールはゴールポストはるか右へ。”珍プレー”に場内は騒然とした。エースストライカーまさかの失敗もあり、前半をスコアレスで折り返した。

 すると後半5分、CKからのこぼれ球に反応したMF小泉に、地をはうようなシュートを決められ先制を許す。前節の柏戦で敗れ、連敗は避けたい神戸は同12分、左サイドからのクロスにFW宮代が頭で合わせ同点に追いついた。

 さらに同25分、縦のボールに抜け出した宮代がDFエンリケトレビザンにペナルティーエリア前で倒される。一発レッドカードの判定となり、エンリケは退場に。このFKを大迫が右足でゴール左上へ鮮やかに決めて勝ち越した。大迫は今季初得点に、大きくほえチームメートと抱き合った。

 FC東京はホームで痛恨の逆転負け。今季初勝利を逃し、勝ち点は2となった。

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