元日本代表・橋本英郎氏「脇役だったから集まってくれた」 引退試合に豪華代表メンバー集結

 J1のG大阪などでプレーし、今年1月に現役引退を発表した元日本代表MF橋本英郎氏(44)の引退試合が16日、パナソニックスタジアム吹田で行われた。日本サッカー協会理事の宮本恒靖氏(46)らG大阪の2005年メンバーを中心とした「G大阪’05」が、元日本代表FW本田圭佑(37)や大久保嘉人氏(41)らを擁する「日本代表フレンズ」に7-5で勝利。橋本氏は前半に日本代表フレンズで出場し2得点。後半はG大阪’05で出場しPKを含む2得点を挙げた。

 サッカーを愛し、現役にこだわり続けた44歳が躍動した。前半19分、好位置でパスを受けると素早くゴールに蹴り込み先制点。同28分にはヘディングで2点目を挙げた。後半はG大阪のユニホームをまといPKを成功。セレモニーでは「僕はスターではなく脇役だったから、このメンバーが集まってくれた」とあいさつし、1万2164人を集めた同クラブ初の引退試合で大歓声を浴びた。今後は監督業を目指し「クラブが求める理念を実現できる監督になりたい」と将来像を描いた。

 ◆橋本英郎(はしもと・ひでお)1979年5月21日、大阪市出身。G大阪の下部組織から昇格し、98年から11年までG大阪でプレーし、05年のJ1初優勝、07年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝などに貢献した。神戸、C大阪、長野、東京V、今治でプレーし、22年シーズンはおこしやす京都で選手兼ヘッドコーチ。07~10年には日本代表に選出された。23年1月に現役引退を発表した。

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