横浜M 12日にホームのC大阪戦 勝利のシンボル「トリパラ」でスタンドを埋め尽くして逆転でのリーグ連覇を後押し
横浜Mは11日、ホームでの12日・C大阪戦(日産)へ向け、横須賀市内で練習を一部公開した。
残り3試合で首位・神戸とは勝ち点2差。ケビン・マスカット監督は「この11月半ばに、これだけワクワクして試合を迎えられるのは、すごくいいこと。この数日間の準備はいい雰囲気でできている」と逆転のリーグ優勝へ向けて、チームに手応えを感じていた。
故障者が多い中ではあるが、7日のACL・カヤ戦ではDF上島が実戦復帰。この日は下顎を骨折していたDF角田も、患部を保護するヘッドギアを装着して練習を行い「自分がやれることはやってきた。ヘディングも対人も問題なくできている。怖さもない」とし、C大阪戦の出場に意欲を示した。
そんなピッチ上の選手たちをスタンドも勝利のシンボルで盛り上げる計画だ。12日・C大阪戦では横浜Mの勝利のシンボルであるトリコロールのパラソル(トリパラ)をモチーフにデザインしたグッズを多数販売。ユニ付きチケットでのトリパラユニに加え、ミニショルダーバッグやフラッグなどが販売される予定だ。
子どもの頃から日産スタジアムに通い、トリパラに親しんできたMF吉尾は「最高の景色。小さい頃から日産スタジアムで、勝った試合の後にトリパラを見ていた。今はピッチから見られる幸せな環境でやらせてもらっている」と話す。選手とファン・サポーターが一丸で、逆転でのリーグ連覇への空気を作り出す。