2年ぶり代表復帰の神戸GK前川、親子2代での代表戦出場に意欲「お父さんは(代表で)試合を重ねている。僕もそこを目指したい」
サッカー日本代表は9日、カナダ代表戦(14日、デンカビッグスワンスタジアム)などに向け、千葉県内で練習を開始。初日は10選手が参加した。2年ぶりの代表復帰となった神戸の守護神・GK前川黛也(29)は、親子2代での代表戦出場へ意欲を示した。
今季はリーグ戦全29試合に出場。首位を走るチームの守護神として存在感を示している。「またこのような場所に帰って来られたのは光栄。日本代表として日の丸を背負える幸せをかみしめながらやっていきたい」と意気込みを示した。
21年に代表選出された際は試合出場機会はなかったが「自分の中でも実力も自信も無い中での選出だった。今回はチームも首位で結果も出しつつ、自分自身もスゴく高めながらプレーして選ばれた。自信を持って参加できる」と語る。
父・和也氏は広島の正GKとして活躍し、「ドーハの悲劇」も経験した元日本代表。その父からは「頑張ってと。ケガせずにという言葉をもらった」と明かし、親子2代の代表戦出場へ「(父が)偉大だなと感じるのは、この代表で試合に出ているというところ。お父さんは複数の試合を重ねていて本当にスゴい。僕自身、そこを目指してやっていきたい」と話した。



