フアン・マタ 神戸からのオファーに「迷いなく決めた」「人間として成長できたら」【一問一答】
J1神戸が3日、元スペイン代表MFフアン・マタ(35)を完全移籍で獲得したことを発表し、ノエビアスタジアム神戸で入団会見を行った。背番号は64。日本に憧れた理由の一つが大好きな小説家、村上春樹氏の存在があった。MFアンドレス・イニエスタとともに2010年W杯を制覇した世界的名手は「ノルウェイの森」を愛読するスペインの“ハルキスト”。神戸のリーグ初優勝を請け負い、いつか村上氏本人に会う夢を語った。マタとの一問一答は以下の通り。
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-移籍先に神戸を選んだのは。
「昔からこの国に来たかった。2012年クラブW杯の時に横浜でプレーしたのはいい思い出。神戸からオファーが来た時は迷いなく決めた。街もすべてがそろっている。都会だけど海もあって落ち着いた雰囲気。日本で多くを学んで、人間として成長できたら」
-Jリーグの印象。
「テクニックもインテンシティー(強度)も高い印象。スペースがあり、FWにパスを供給する機会は作れるのかなという印象がある。イニエスタからはこの国には素晴らしいファンがいると聞いている。それを実際に試合の中で感じたい」
-日本で新たなキャリアをどう考えるか。
「わくわくするステップ。サッカーに対する情熱を持っている。長く可能な限りプレーしたい。タイトル獲得にベストを尽くす」
-香川に連絡したのか。
「彼は選手として素晴らしい。パスコース、スペースを見つけることに優れ、同じサッカー感を持っている。家族にもよくしてくれて素晴らしい人。ずっとやりとりしていた。近く会えたら」





