神戸 全治1年の斉藤未月を完全移籍で獲得へ 来季から複数年契約で復帰までサポートの意向

 J1神戸の千布勇気社長は22日、前節19日の柏戦(ノエスタ)で左膝に重傷を負ったMF斉藤未月(24)を完全移籍で獲得し、来季から複数年契約を結び、復帰までサポートする意向を示した。斉藤は今季、湘南から期限付き移籍し、契約は今季終了までとなっている。

 この日、神戸市内で行った公開練習を訪れた社長は「安心して復帰まで面倒を見られるような状態にしたい。三木谷(浩史)会長もそう発言している通り、クラブの総意」と湘南側と交渉していく。

 斉藤は今季リーグ戦22試合に出場し、攻守に貢献。柏戦ではゴール前で相手DFに挟まれる形で左足を負傷し、担架に乗せられ途中交代した。診断の結果「左膝関節脱臼、左膝複合靱帯損傷、内外側半月板損傷」で、全治は約1年の見込みと発表された。

 ◆日本サッカー協会の田嶋幸三会長は斉藤について「彼のケガの重大さを知り、本当に言葉がなくなった。早い復帰を願いたい」と思いを語った。その上で判定に対する説明を含めた神戸側からの意見書については「われわれも真摯(しんし)にお答えしていく。審判委員会がしっかりと正しい判断を説明しなければならない」と話した。

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