サッカーJ1神戸 下位の横浜FCに2失点で6試合ぶり敗戦も首位 吉田監督「気持ちを切り替えてやるだけ」

 後半、ゴール前に攻め込むもボールがつながらず叫ぶ神戸・大迫(撮影・佐々木彰尚)
サポーターにあいさつをする神戸イレブン=横浜・ニッパツ三ツ沢球技場(撮影・佐々木彰尚)
横浜FCに敗れた神戸・吉田監督=横浜・ニッパツ三ツ沢球技場(撮影・佐々木彰尚)
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 「明治安田生命J1、横浜FC2-0神戸」(6日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 神戸が横浜FCに2失点で敗れ、6試合ぶりの黒星となった。吉田孝行監督は「試合に関してはしっかり相手に守られて、そこをこじ開けられて一瞬の隙を作って2点目も入れられました」と振り返った。

 リーグ3戦連発中でここまで16ゴールを挙げていた、得点ランキングトップのFW大迫勇也や8ゴール9アシストの武藤嘉紀を中心に前半から主導権を握り攻め込んだ。

 同28分には武藤が右サイドからドリブルで持ち上がると右足でミドルシュート。惜しくもキーパーにセーブされた。同40分には左サイドのMF汰木康也のクロスに逆サイドから大迫が頭で合わせたが、クロスバーに直撃。決定機をものにできなかった。

 0-0の同23分にかつて神戸でもプレーしたMF井上潮音にスーパーミドルシュートを決められ先制点を奪われた。引いた相手に少ないチャンスをものにされ、MF斉藤未月は「あの1点に尽きる。自分に矢印を向けて何が必要なのか。こういう相手が今後もあるかもしれない。自分としてもまだまだ成長できると感じられる試合でした」と話した。

 後半もゴールネットを揺らせず、4月9日の新潟戦以来リーグ15試合ぶりで今季2度目の完封負けに終わり、首位こそ変わらないが、2位の横浜Mには勝ち点で並ばれた。

 指揮官は「(負けた)結果は帰ってこないので、気持ちを切り替えてやるだけです。いろんな敗因の要素はあるけど下を向かずにしっかり修正して次に生かしたい」と前を向いた。

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