ミスター神戸・永島昭浩氏「震災が人と人をつなげ、それが神戸という街になった」神戸、女子サッカー、イニエスタ…熱弁の特別対談

 特別対談した永島氏(左)と沼田氏(神戸市スポーツ協会提供)
 特別対談で女子サッカーなど熱く語った永島氏(神戸市スポーツ協会提供)
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 神戸市スポーツ協会は27日、協会HPでミスター神戸が語る「日本女子サッカーと神戸のスポーツの展望」と題し、元日本代表、ヴィッセル神戸FWで同協会神戸レディースフットボールセンターアドバイザーに就く永島昭浩氏と、デイリースポーツ、サンテレビジョンで代表取締役を務め、同協会副会長の沼田伸彦氏による特別対談を掲載した。

 女子W杯でなでしこジャパンが開幕2連勝で決勝トーナメントに進出。永島氏は「短期決戦なので、波に乗ったもん勝ち。日本の強みは一つになって団結できる部分だと思うので、そういう意味では、短期決戦には向いている」と躍進を確信。

 一方で女子サッカーが人気を回復し、さらなる強化に関しては「日本の問題は中学校に女子のサッカークラブがないところ。小学校でやってもう一段階上がりたいというところで受け皿がない。そこが一番大きな問題でそれをまず解決しなきゃいけない」と核心を突く提言を述べた。

 両者は7月1日を最後にヴィッセル神戸を退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと神戸の関係など、熱く語り尽くした。

 以下は両者の特別対談の主な内容。

 沼田氏「先日の7月1日、イニエスタの神戸退団の試合がありました。私も仕事柄いろんな競技、いろんな人の引退試合やセレモニーを見てきたんですが、これまで経験した中でも最高の素晴らしいセレモニーでした。何がそうさせたのか。イニエスタの人柄とか言う人もいますが、あの雰囲気はサッカーの何なんでしょう」

 永島氏「まず一点目は世界的な選手が日本に来たということですね。二点目は彼がやはり日本をそして神戸を愛してリスペクトした。三点目は現役選手としてはもう日本でプレーはしないんだけれども、引退してから、今後も神戸との関係を続けていきたいという、未来予想図を描いてるようなんですね。本人のそんな気持ちも汲んで、ひょっとしたら将来のサッカー日本代表の監督としての候補にも挙がるっていう、そこまでを選択肢に入れた中での日本サッカー界全体での送り出しだったのかもしれません」

 沼田氏「私は岡山県で生まれ育ちましたが、神戸市民になってから30年経ちます。永島さんは神戸で生まれて育ち、今は外から神戸を見るような立場だと思うんですが、神戸とスポーツあるいは神戸のスポーツみたいなことで言うと、どう思われているのか是非お聞きしてみたいんですが」

 永島氏「現役中は、もう自分のチームと自分自身のことに精一杯で、ヴィッセル神戸に戻るまでは神戸のことをあまり考える余裕はありませんでした。その後ヴィッセルに戻ったのは、震災があってオリックス、神戸製鋼などみんな一つになって頑張ろうっていう時。今までお付き合いのなかった競技のイチロー選手とか、ラグビーの平尾さんとか大八木さんとか林さんとかいろんな人とプライベートでも交流ができるようになった。震災がきっかけではあったんですけど、人と人、人と街がつながっていく、それが神戸という街になっていった。そして、やっぱりスポーツっていうのは、結果を出さないといけない。勝ち負けの中で、技術力を向上しなきゃいけないっていうのもあるし、それを後押しするのはファン・サポーターの皆さんです。そういう意味では、本当に神戸というところは、いろんなスポーツがあって応援する環境が整っているというふうに思ってるんですね」

 対談記事の全文は神戸市スポーツ協会ホームページhttps://www.kobe-spokyo.jp/spokyo/

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