神戸ラストマッチ、イニエスタ一家に特別仕様のチャント 本人異例、サポーター席に出向き直接感謝

 観客席でサポーターと写真を撮る神戸・イニエスタ(撮影・山口登)
 試合を終え会見する神戸・イニエスタ(撮影・山口登)
 試合を終え会見する神戸・イニエスタ(撮影・山口登)
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 「明治安田生命J1、神戸1-1札幌」(1日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸ラストマッチとなった元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)は試合後の退団セレモニーでは男泣きした。アンナ夫人、子供5人と場内一周。最後は一家7人でゴール裏のサポーター席に向け日本式に深々とお辞儀した。

 特別仕様のチャント(個人応援歌)が場内に響き一家で聞き入った。チャントが終わると、異例、サポーター席にイニエスタが直接、出向き、感謝を述べた。

 サポーターの代表者は拡声器で「神戸は毎年成長することができた。アンドレスがこのチームを好きになってくれたおかげ。絶対に忘れない。いつでも帰ってきてください」と、呼びかけ、大歓声に包まれた。

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