日本代表・三笘薫 4-3-3完成に期待感 20日ペルー戦へ「常に個人の結果は狙っている」

 入念にシュート練習する三笘薫(撮影・山口登)
 試合に向け調整する三笘薫(撮影・山口登)
 試合に向け調整する三笘薫(右)=撮影・山口登
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 サッカー日本代表は18日、「キリンチャレンジカップ2023」のペルー戦(20日・パナソニックスタジアム吹田)へ向けて大阪・吹田市内で練習を行った。FW三笘薫(26)は4-3-3システムの完成への期待感を示した。

 この日の紅白戦ではエルサルバドル戦同様に、4-1-4-1に近い形の4-3-3を基本としてプレーした森保ジャパン。三笘はペルー戦へ向けて「相手が積極的に守備に来るので、そこをはがせるかというところが課題になる」と話した。

 その上で、引いて守るチームに対しての攻撃的布陣に関して「前に掛けられる分、そこで崩しきって切り替えを速く、たくさん2次攻撃、3次攻撃ができれば、よりアジア(引いてくる相手)でも脅威になっていけると思う。そこは磨いていく必要がある」と効果を説明した。

 紅白戦ではCFに古橋は入り、右ウイングの伊東純とで前線を構築。エルサルバドル戦とメンバーが替わったが「(古橋は)裏への抜け出しが強いタイプ。僕はなるべくフリーで受けて、前を常に意識することで動きやすいと思う」と周りを生かす連携にも問題はない。

 前回はゴールこそなかったが、次戦へ向けて「勝てればいいし、そこにチームの内容が良ければ全然いいけど、もちろん常に個人の結果は狙っている。その上でチームが勝つためにプレーしたい」とテーマを語った。

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