サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が１３日、７月にオーストラリアとニュージーランドで開催される「ＦＩＦＡ女子ワールドカップ」の代表メンバー２３人を発表した。

　千葉市内で会見に臨んだ池田太監督は「自信を持ってこの２３名を選び、来月から始まるＷ杯に向けて、また１つ準備を進めていきたい。世界のサッカーは急速に発展している。厳しい戦いの中でも、われわれなでしこジャパンが頂点を目指しあきらめず戦っている熱い試合、熱い一瞬一瞬をみなさんと作り出せれば」と話した。

　これまでエースとして代表を支えたＦＷ岩渕真奈（アーセナル）が選考外となったが、池田監督は「これまでチームを作っていく中で、本当にチームのために戦ってくれた。このタイミングで２３人を選ぶ中、１つの理由ではなく代表活動、コンディション、チームの状況、大会のシチュエーションを考えて選ばせてもらった」と説明した。

　代表メンバーは以下の通り。

　▽ＧＫ　山下杏也花（ＩＮＡＣ神戸）、平尾知佳（新潟）、田中桃子（日テレ）

　▽ＦＰ　熊谷紗希（ＡＳローマ）、猶本光（浦和）、田中美南（ＩＮＡＣ神戸）、三宅史織（ＩＮＡＣ神戸）、清水梨紗（ウエストハム）、清家貴子（浦和）、守屋都弥（ＩＮＡＣ神戸）、長谷川唯（マンチェスターＣ）、杉田妃和（ポートランド・ソーンズＦＣ）、林穂之香（ウエストハム）、南萌華（ＡＳローマ）、長野風花（リバプール）、千葉玲海菜（市原）、植木理子（日テレ）、宮沢ひなた（マイナビ仙台）、高橋はな（浦和）、遠藤純（エンジェル・シティＦＣ）、石川璃音（浦和）、藤野あおば（日テレ）、浜野まいか（ハンマルビーＩＦ）