イニエスタ 現役続行を希望「プレーしながら引退したい、ここでは難しい」「引退できる場所を見つけたい」
サッカー元スペイン代表アンドレス・イニエスタ(39)が25日、所属のJ1神戸を退団することを発表し、神戸市内で会見した。7月1日、ノエビアスタジアム神戸で行う札幌戦が最終戦となる。神戸を退団後は現役続行を希望した。
神戸との契約は今季まで残るものの途中退団。首位を走るチームの中で出場機会は限定。「プレーを続けたい気持ちが強く、プレーを続けるためにコンディションを整えたつもりだけど、現実としてプレーできていない。チームを去るイメージが沸き始め、じっくり考えた」と数カ月、熟考。クラブとも話し合い、決断に至った。
今後に関しては「分からない」と話し、「まずはここで、しっかりと時間を全うして、そこからどんな可能性が出てくるか、扉が開かれるか見ていきたい」と話した。
「サッカーを続ける限り引退は近づく」と話し、神戸で引退することも描いた。しかし、最後までチームの戦力としてプレーすることにこだわった。「サッカーを続けたい。ピッチでサッカー選手としてプレーしながら引退したい気持ちが強い。ここでは難しい状況なので、そういった形で引退できるようにそういった場所を見つけたい」と力を込めた。