J1鹿島、2戦連続勝ちなしで今季2敗目 オウンゴールで決勝点献上のDF常本「自分のミスでこういう結果招いた」

 横浜Mに敗れた鹿島イレブン
 後半、横浜M・畠中(下)に阻まれる鹿島・アルトゥールカイキ
 後半、ゴールを決めた鈴木
3枚

 「明治安田生命J1、横浜M2-1鹿島」(18日、日産スタジアム)

 鹿島は横浜Mに1-2で敗れた。リーグ2試合連続勝ちなしで今季2敗目を喫した。

 降りしきる雨の中での戦いとなった。前半から守備では横浜Mの攻撃を封じ決定機を与えず0-0で折り返した。だが、後半11分に先制点を許すと、同17分には右クロスを処理しきれなかったDF常本佳吾がオウンゴールで追加点を献上してしまった。「こういう試合を勝っていかないと上にいけないし、自分のミスでこういう結果を招いてしまった」と悔やんだ。

 0-2の同23分にはMF松村優太の右クロスにFW鈴木優磨が右足で会わせて1点を返した。しかし、それ以上の反撃はならず。終了間際にはMFディエゴ・ピトゥカが2枚目のイエローカードで退場となり、より厳しい戦いとなった。

 昨季は横浜Mにホーム、アウェーともに敗れる“シーズンダブル”を食らい、今季もまずアウェーで黒星を付けられ、横浜Mに対しては3連敗となった。

 それでも、雨の中で駆けつけたサポーターからは試合後に前向きな声援を送られた。常本は「鹿島サポーターも試合後に温かく応援してくれました。鹿島のために絶対自分が勝たせられる選手になりたい」と気持ちを切り替えた。

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