C大阪・香川 次戦の川崎戦も先発!小菊監督「連勝導いた、これからも当然先発」
J1C大阪は15日、大阪・舞洲グラウンドで川崎戦(18日・等々力)に向け、全体練習を行い、前節12日の鳥栖戦でJリーグ復帰後初ゴールを決めたMF香川真司(33)は軽快な動きでフルメニューをこなした。
香川が先発した8日のルヴァン杯・FC東京戦で“今季初勝利”すると、前節リーグ戦も香川の先制V弾で公式戦2連勝。指揮官は「彼の特徴の一つ、ゲームをコントロールする、ゲームを読む力だったり、そういうところを最大限生かせるのは先発。この2試合先発で出て、素晴らしいパフォーマンスとリーダーシップで連勝に導いてくれた。これからも当然、先発で考えています」と全幅信頼。
昨年11月に手術した左足首の状態もあり慎重に判断するが、香川に“3連勝”を託す。「彼の場合はけがのコンディションだけなので、それさえ問題なければ次の試合も頭からと考えています」と先発起用を明言した。
攻守に試合をコントロールし、得点へのきゅう覚は天性。「ゲームをつくりながら、チャンスとなれば必ず、危ないところに顔を出す。がんがんがんがん、点を決めまくっていたセレッソの時、ドルトムント、マンチェスターUのプレースタイルの頃と、しっかりゲームを組み立てながら、その臭いをかいでゴールを取りに行く、両方を使い分けられる。そのあたりのパフォーマンスをこれからも期待したい。それが生命線になってくる」と、香川とともにチームも上昇する。