サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルのノルウェー代表、MFマルティン・ウーデゴールがプロスポーツ選手の一人語りを掲載するプラットフォーム、ザ・プレーヤーズ・トリビューンでこれまでの自身のキャリアを振り返り、16歳当時に欧州主要クラブの争奪戦の末にレアル・マドリード(スペイン)へ加入を決めた時のことなどについて話した。
ウーデゴールは神童と呼ばれた当時にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やマンチェスター・ユナイテッド、リバプール(以上、イングランド)などのクラブを見て回り、アーセン・ベンゲル監督と食事をしてアーセナルに好感を持ったと言うが「最終的にマドリードはマドリード。世界最高の選手たちがいてチャンピオンズリーグのチャンピオンだった。それにすぐにBチームで高いレベルのサッカーができることがカギになっていた」と移籍先決定の経緯を説明した。
一方でBチームとトップチームとの間で自身の能力を発揮しきれなかったとしている。「普段はトップチームで練習していたけど当時の僕は大人の中にいる少年で、ミスしないことばかり考えていた。カスティージャ(Bチーム)では普段から一緒に練習していなかったから連携もなかった。メディアはすぐに期待していた結果を出さないことで僕のことを追いかけていた。もし僕がスペイン人だったらもう少し成長する時間が与えられたかもしれない。正直なところ分からない。現代サッカーでは丁度いいってものはない。史上最高の選手か、カスかのどちらか」。
複数のレンタル移籍のあとマドリード復帰するも、本領発揮には至らなかった。「2020-21年シーズンの最初の数試合で先発したけど僕の最高レベルではプレーできなかった。そのあとはほとんどチャンスが無かった。テレビで(レンタル先の一つだった)レアル・ソシエダードの試合を見ながらまだそこでプレーできたかもしれないと思う。レアル・マドリードに対しては感謝しているけど、あの時の僕には安定してやれる本当の家が必要だった」と振り返った。