J1神戸が7日、神戸市西区のいぶきの森球技場で練習を公開した。今季、東京Vから完全移籍したMF井出遥也(28)が丸刈り頭で気合を入れ、定位置奪取を誓った。
同じ千葉県出身で同学年の親友、米国のLAギャラクシーに所属していたMF遠藤翼(前)が昨年末、急性白血病を告白。治療に専念するため帰国した。 井出は「翼から話を聞いた時にやろうと決めてた事をしてきました!自分の活躍で少しでもパワーを送る事が出来るように頑張ります」と自身のSNSで報告した。新天地で活躍することが親友の闘病に力を与える。その強い思いを丸刈りに込めた形だ。
この日の練習後にも「何かできればと思って。すごい反響はあった。新しい気持ちで覚悟を持って丸刈りにした。少しでもパワーを与えるように。ポジション争いに勝てるように」と、語った。
1月の沖縄キャンプは状態が上がらず出遅れたが、キャンプ終盤に合流し、練習試合もこなした。「まだ7、8割」ながら4日、J3松本とのプレシーズンマッチ、その後の練習試合では攻撃面で能力をアピールした。「決定機の仕事を増やす」と貪欲だ。
「世界で一番好きな選手」と言うMFアンドレス・イニエスタ(38)の存在が大きい。「インサイドハーフでアンドレスのプレーを勉強し見続けてきた。めちゃくちゃうまい。いっしょにいられて幸せ」と練習で生で見た世界的名手に感激の日々。間近で多くを吸収し、“イデエスタ”を目指す。