シントトロイデン(ベルギー)から完全移籍でJ1のC大阪へ復帰した、元日本代表MF香川真司(33)が7日、大阪・セレッソスポーツパーク舞洲でチーム練習に合流した。小菊昭雄監督(47)は、香川の試合出場について「100%の状態になれば判断する。(よい)タイミングで起用したい」と話し、今季開幕の新潟戦(18日、ヨドコウ)で出場する可能性も示唆した。
香川は昨年11月に、慢性的な痛みに悩まされていた左足首の手術に踏み切った。12年半ぶりに古巣へ復帰。初練習となったこの日もミニゲームなどで軽快な動きを見せ、練習後には「痛みなくサッカーができることが改めてありがたい」と話していた。
練習前に本人と話した小菊監督は、「数年間、痛みを伴ってプレーしていたことは知っていたので」と、万全の状態に整えることを優先すると告げたという。練習中も「今日は彼の思いにブレーキをかけた」と明かした。
一方で、香川の加入で中盤の層は厚くなり「たくさん選択肢が増えた。悩める幸せを感じている」とうれしい悲鳴も。高校時代の香川をスカウトとしてプロの道へ導き、「弟のような距離感。彼の活躍や悩みに一喜一憂してきた」という濃密な関係だが、「今日からは監督と選手。それだけ」と指揮官。「私が求めるのはパフォーマンス。競争に打ち勝った選手が試合に出ることが大事」と、タイトル奪取へまな弟子にも厳しい視線を注いでいく。