「JFL、鈴鹿-FC大阪」(12日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)
日本フットボールリーグ(JFL)第29節のスタメンが発表され、ホーム最終戦・FC大阪戦に臨む鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表FW三浦知良(55)が5月15日のホンダFC戦(三交鈴鹿)以来、リーグ戦22試合ぶりに先発する。カズはこの試合のゲーム主将も務め、自らの持つJFLの最年長出場記録を55歳259日に更新する。
カズは前回先発したホンダFC戦で右太ももを負傷してハーフタイムで途中交代。負傷を再発したこともあり、9月4日の三重戦(四日市)で112日ぶりに復帰した。以後10戦連続で途中出場している。
10月30日の前節・枚方戦(たまりく)では後半39分に投入されると、直後の40分に味方が獲得したPKを決めて今季初ゴールをマーク。永井秀樹(FC琉球、現J1神戸SD)が持っていたJFL最年長得点記録42歳50日を55歳246日に塗り替えた。今季2点目も期待される。
鈴鹿は勝ち点41で9位、FC大阪は首位ホンダFCと同じ勝ち点55で3位。FC大阪はすでにJ3入会のための4位以内、かつJリーグ百年構想クラブでの上位2クラブという順位要件を達成しており、残る条件の観客動員数で、最終節の滋賀戦(20日・花園第1G)で3732人が来場するとその時点でJ3入りが決定する。スタメンは次の通り。
【鈴鹿】
▽GK 岩脇力哉
▽DF 今井那生、平出涼、中村俊貴
▽MF 上田駿斗、中里崇宏、日根野達海、和田篤紀、松木駿之介
▽FW 三浦知良、川森有真
【FC大阪】
▽GK 永井建成
▽DF 坂本修佑、舘野俊祐、山崎舜介、谷口智紀
▽MF 日高慶太、禹相皓、清本拓己
▽FW 木匠貴大、今村優介、久保吏久斗