川崎から谷口彰悟、山根視来が初選出 笑顔の会見 山根「人生で一番緊張した」

 サッカーW杯カタール大会(11月20日開幕)に出場する日本代表26人が1日、発表され、川崎からはDF谷口彰悟(31)とDF山根視来(28)が初選出。川崎市内のクラブハウスで会見した。

 笑顔の会見となった。31歳で初のW杯メンバー入りを果たした常勝軍団川崎の誇るセンターバックの谷口は「名前を呼んでいただいた時にはすごくうれしかったし、安心したというか、ホッとした部分があった」と、率直に明かした。最終予選で存在感を示し、つかみ取った夢舞台の切符。「小さい時から見てきた大会だし、憧れの舞台。そこに参加できる権利をもらえたのは心の底からうれしく思いますし、夢を持ちながら、頑張ってきた自分にも『おめでとう』と言いたい」と、うなずいた。

 代表発表を「人生で一番緊張した」と振り返ったのは山根。攻撃的な右サイドバックとして、最終予選後半から頭角を現し、26人に残った。「うれしさと、ホッとする気持ちと、もっとやらなければいけないという思いが心の中で絡み合ってます。日本のためにやらなきゃいけないなと思ってます」と、気持ちを新たにした。

 W杯開幕まで約3週間。谷口は「非常に高ぶる気持ちもありますし、そこも抑えて冷静に準備していかないといけない」と気を引き締めつつ、「ベスト8以上に、選んでもらったからには貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

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