Jリーグ野々村チェアマン 工藤壮人さん追悼「残念でなりません」ルヴァン杯で黙祷も
Jリーグは22日、21日に死去した元日本代表FW工藤壮人さん(享年32)へ、野々村芳和チェアマンの追悼コメントを発表。「Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します」と悼んだ。また、この日開催されるルヴァン杯決勝(広島-C大阪)では、黙とうを行うことも発表された。
工藤さんは2日の練習時間外に体調不良を訴え、3日に医療機関を受診。検査の結果、水頭症と診断された。11日に手術を行ったが容体が悪化。17日から集中治療室(ICU)で治療に専念していた。水頭症は脳室に過剰な脳脊髄液がたまったために脳を圧迫し、さまざまな障害を引き起こす。
チェアマンのコメントは以下の通り。
「この度の訃報に言葉を失っております。家族の悲しみは計り知れないものとお察しします。またテゲバジャーロ宮崎をはじめ所属クラブ、工藤選手に関わる皆さま、そしてサッカー界全体が驚きと深い悲しみに包まれていることと思います。
ICUで治療に専念しているという報を受け、ただただ回復を祈っていましたが、32歳という若さで、まだ現役でプレーを続けられたであろうことを思うと本当に残念でなりません。
Jリーグ、Jクラブ、サッカーファミリーより、心からの哀悼の意を表します。」
Jリーグチェアマン 野々村 芳和