久保建英 欠かせぬ存在1ゴール1アシスト 「代表で勝負するなら左」流れるプレーで新境地
「スペイン1部リーグ、ジローナ3-5レアル・ソシエダード」(2日、エスタディ・モンティリビ)
レアル・ソシエダードの久保建英(21)はアウェーのジローナ戦で1得点、1アシストをマークして5-3の勝利に貢献した。前半8分に先制点を演出し、4-3の後半40分に開幕戦以来となる今季2ゴール目を決めた。久保は同43分に交代し、チームは今季リーグ戦で初の連勝となった。
久保は今季加入して欠かせない存在となった。21歳のアタッカーは「レアル・ソシエダードというチームが僕を良い選手にしてくれている」と実感を込めた。
定位置となった2トップの一角で先発し、前半8分に低い左クロスで先制点をお膳立て。試合は激しい点の取り合いとなり、4ー3の後半40分に圧巻のシュートで勝負を決定づけた。
ペナルティーエリア内の左寄りでDFと1対1になると、瞬時にボールの位置をずらしてシュートコースをつくり、左足を振り抜いた。「打った瞬間に入ったと思った」という一撃は右ポストの内側に当たって入り、開幕戦以来で約1カ月半ぶりのゴールとなった。
昨季まで右サイドから切れ込む動きを武器としていたが、今季は左へ流れるプレーでも新境地を開いている。「現状は代表で勝負するとしたら左なので、こうやって結果を出して先発でプレーできると見せられたのはすごく良かった」。ワールドカップ(W杯)が迫る中、日本代表でも期待される逸材が自信を深めている。





