Ｊ１横浜Ｍは３０日のＪ１第２３節鹿島戦（午後７時開始、日産スタジアム）を、Ｊ１で唯一３０年間続く宿命の一戦「Ｔｈｅ　ＣＬＡＳＳＩＣ」と銘打って開催する。Ｊリーグ発足時に加盟した“オリジナル１０”でＪ２降格経験がないのは横浜Ｍと鹿島のみ。両チームは通算６５度対戦し、横浜Ｍの２３勝８分け３４敗となっている。

　試合当日は鹿島や日本代表で活躍した中田浩二さんがトリコロールランドステージに登場。波戸康広アンバサダー、栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンと「レジェンドトークショー」を繰り広げる。

　また、この日は２０１１年に急逝した松田直樹さん（享年３４）の命日（８月４日）に最も近いホームゲームとなる。試合前には「横浜Ｆ・マリノス３０周年記念ＯＢマッチ　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ＃命つなぐアクション」を開催。松田さんとクラブ在籍期間が重なるＯＢらが参加し、水沼貴史総監督のもと、「チームＢＬＵＥ」と「チームＷＨＩＴＥ」の２チームに分かれて試合を開催する。　イベントの目玉は「Ｔｈｅ　ＣＬＡＳＳＩＣ」特別演出。複数台のトリコロールレーザーライトやスモークを設置し、来場者全員にオリジナルライトを配布する。

　３季ぶりのリーグ制覇を目指す横浜Ｍは２２試合を終えて１３勝６分け３敗の勝ち点４５で首位に立ち、２位鹿島は勝ち点５差で追う。覇権の行方を占う宿命の一戦から目が離せない。