10年ぶり代表復帰の宮市亮 ケガに苦しむ全ての人々へ「報われる日が必ず来る」

 東アジアE-1選手権(19日開幕)に臨む日本代表の宮市亮(29)が18日、オンライン取材に応じ、2012年以来10年ぶりの代表復帰に「本当に身が引き締まる思い。うれしさと責任感がより高まってきている」と意気込んだ。

 11年に愛知・中京大中京高からアーセナル(イングランド)に入団。12年には19歳で代表デビューを果たしたが、両膝の前十字靱帯を断裂するなど度重なる負傷に悩まされ、引退も覚悟した。「いろんなことがあって、自分なりに苦しい経験もした」と苦難の日々を振り返った。それでも不屈の努力で代表に返り咲いた。

 宮市は「サッカー選手としてこれだけケガをしていることは、決して誇れることでもなく、むしろ恥ずかしいくらい。ただ、こうしてサッカー選手としてできているのも周りの皆さんの声援、ポジティブな言葉があったから。そういう感謝の姿勢をサッカー選手としてピッチ上で見せていくしかない」と周囲の支えに改めて感謝を述べ、「ケガで苦しんでいるアスリート、それこそ小中学生、高校生、学生でも苦しんでサッカーができない人も多いと思う。今、リハビリをやっている時間が報われる日が必ず来ると思う。苦しい時もあると思うが、続けていれば自分のような引退を宣告されたくらいの選手が、日本代表にまた入れるチャンスが必ずある。そういう方々を勇気づけられるようなプレーをしたい」と決意を新たにした。

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