キングカズ花園降臨で大観衆 吉村知事、大畑氏、未知やすえらも来場 近鉄電車は臨時停車

 試合前に大阪府・吉村知事(右)と交流を深める(左から)北沢豪氏とカズ=花園ラグビー場
 花園ラグビー場に1万2152人が詰めかけたFC大阪-鈴鹿
 公式戦6戦連続のメンバー外となったが、チームの応援に駆けつけ、ファンに応える鈴鹿FWカズ
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 「JFL、FC大阪1-0鈴鹿」(19日、花園ラグビー場)

 日本フットボールリーグ(JFL)第12節のFC大阪-鈴鹿ポイントゲッターズがJFL史上初めて花園ラグビー場第1グラウンドで開催され、JFL歴代4位となる1万2152人の大観衆が詰めかけた。鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(55)はメンバー外となったが、来場してチームを激励した。

 花園第1で全国リーグのサッカー公式戦が開催されるのは99年5月8日のJ1・C大阪-名古屋以来、実に23年ぶり。話題の中心はメンバー外でも別格の存在感を示すカズであることには間違いないが、多くのゲストも来場して試合を彩った。

 大阪府の吉村洋文知事、東大阪市の野田義和市長、サッカー元日本代表では北沢豪氏、本田泰人氏、久保辰彦氏、ラグビー界からは元日本代表の大畑大介氏、大西将太郎氏、芸能界からも未知やすえが来場し、キックインセレモニーなどに参加した。吉村知事は試合前に「高校時代ラグビー部でここを目指しましたが、たどりつきませんでした」とあこがれのピッチからあいさつして会場を盛り上げた。

 1万2152人が集まったことに大畑氏も感激。「ラグビーもサッカーもフットボールですから。フットボールで東大阪も大阪も盛り上がってほしいなと思います」。競技は違えど、カズはあこがれの存在だったという。「カズさんを見て、刺激をもらっていたし。ああいった存在になりたいなとやってきた方がまだ現役をされている。カズさん一人が動くだけでこれだけ多くの人間を動かすことになりますし、間違いなく太陽やったなと。やっぱりね、カズさんはずっと太陽であってほしいと思います」と敬意を表した。

 また、近鉄では試合開始前後の奈良線の快速急行・急行列車の一部列車を最寄り駅である東花園駅に臨時停車させ、来場者の利便を図った。多くの話題を呼ぶFC大阪史上初の花園第1開催となった。

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