柴崎岳、W杯メンバー入りへ「最大限できることをして行く末を見にいく」

 サッカー日本代表の柴崎岳(30)=レガネス=が8日、オンライン取材に応じ、選手の特性に合わせた戦い方を模索する必要性に言及した。

 0-1で敗れた6日のブラジル戦について「ああいった試合でも攻勢に回った時に何とか点が取れれば、また違った展開になるのではないか」と振り返った。W杯本大会でドイツ、スペインから勝ち点を得るためには得点が必要となる。ブラジル戦では伊東(ゲンク)や三笘(サンジロワーズ)の突破力に活路の一端をみい出そうとしたが、サイドが手詰まりとなった時に中央からの効果的な崩しが「皆無に近い状況」だった。

 柴崎は攻撃面の課題について「誰が出ても同じレベルの戦いができるように追求するのはいいこと」と認めた上で「選手のキャラクターを変えて、違う戦い方を模索するのもあるかなと思っている。誰が出ても同じレベルという言葉ではなく、誰かが出て違う戦い方ができるという考えでいかないと変化は生まれない。キャラクターを考慮した戦い方も一つありなのではないかと感じた」と理路整然と説いた。

 自身のW杯メンバー入りについては「最大限できることをプレーして、その行く末を見にいっているような感覚。そういったことに期待も不安もない感じ。日本代表に自分のプレーが必要であれば、自分の置かれた場所でベストを尽くしたい」と語り、経験豊富なベテランらしく、泰然自若としていた。

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