“1トップ争奪戦”浅野拓磨が1ゴールでアピール、前田はシュート3本も決めきれず

 前半、先制のゴールを決め喜ぶ浅野拓磨(撮影・金田祐二)
 後半、勢い余ってゴールに突き刺さる前田大然(撮影・金田祐二)
 勝利をあげ、森保一監督(左から7人目)の話しを聞くサッカー日本代表イレブン(撮影・中島達哉)
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 「国際親善試合、日本4-1パラグアイ」(2日、札幌ドーム)

 試合前から注目されていた“1トップ争奪戦”。FW大迫勇也(神戸)が不在の中で先発に抜てきされた浅野拓磨(ボーフム)が1ゴールと結果を残した。

 45分間で浅野が放ったシュートは1本。浅野は「抜け出した時点で自分の間合いだった」と振り返ったが、前半36分、持ち味のスピードを生かし、確実にワンチャンスをものにした。「残りの試合、もっとアピールするとともに、この4試合、自分の全てを懸けるつもり」と浅野。慢心は一切なかった。

 後半から出場した前田大然(セルティック)は、後半では両軍最多3発のシュートを放った。シュートはいずれも枠外で決めきれず、待望の代表初ゴールはお預けとなったが、好機に多く顔を出し、ハードワークが得点につながったシーンもあった。

 古橋享梧(セルティック)は後半37分からの出場、上田綺世(鹿島)は出場なしだった。11月のW杯代表入りへ、サバイバルは始まったばかり。6月の4連戦、中でも6日のFIFAランク1位ブラジル戦は絶好のアピールの場となりそうだ。

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