J1札幌 タイ代表MFスパチョーク期限付き移籍でクラブ間合意 三上GMが明かす

 J1札幌の三上大勝表取締役GM(50)が12日、オンライン取材に応じ、タイ1部ブリラムに所属する同国代表MFスパチョーク・サラチャート(23)について、期限付き移籍での獲得でクラブ間合意に達したと明らかにした。

 タイに滞在中の三上GMによると、今後は契約内容の詳細を詰めた上で正式契約に至るという。移籍期間は今季終了までの半年間を前提としており、買い取りまたは移籍期間延長のオプション付帯についても交渉を進めているとした。

 6月中旬にはチームに合流し、第2登録期間が始まる7月15日以降に「速やかに戦力になってもらえれば」(三上GM)と語った。

 三上GMは4年ほど前からスパチョークに注目していたことを明かし、「アジリティー(機敏性)やシュートに対する意欲が非常に高いというのが第一印象。間違いなく可能性のある選手と認識している。今の我々のサッカーに合った選手としてオファーに至った」と説明した。

 スパチョークはブリラムの下部組織出身で、10代からタイ代表に選出され、西野朗監督が率いた同国代表でも主力を担った。今季は石井正忠監督が率いるブリラムでリーグ戦25試合に出場し、5得点5アシストを記録し、3季ぶりの優勝に貢献した。

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