森保監督が久保建に奮起促す「一皮むけないといけない時」マジョルカで苦闘続く

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が9日、オンライン取材に応じ、スペイン1部マジョルカに所属するMF久保建英(20)について「一皮むけないといけない時かなと思っている」と奮起を促した。

 久保建は7日のグラナダ戦で2試合ぶりに先発復帰したが、85分間の出場で無得点に終わった。チームも2-6で大敗し、降格圏内に後退。地元メディアからも厳しい批判にさらされた。今季はリーグ戦26試合に出場して1得点1アシスト。3月のアギーレ監督就任後はベンチスタートが増えている。

 森保監督は久保建について「彼しか持っていない能力がある選手だと思っている」と高く評価した上で、「彼が今後、プロとしてのキャリアをより輝かせるためにアギーレさんがいい要求をしてくれているのかなと思っている」と苦闘が続く現状に理解を示した。

 続けて「タケ(久保建)自身は大変だと思うが、チームとしても難しい状況の中、自分が監督に認めてもらう難しい状況の中、乗り越えていける選手だと思うし、乗り越えてくれればパワーアップした選手になれると思っている」とさらなる成長に期待を寄せた。

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