日本サッカー協会は１９日、７月の東アジアＥ－１選手権を日本で開催すると発表した。男女各４チームが参加し、試合会場などの詳細は今後決定する。

　当初は７月１９～２７日まで中国・杭州で開催予定だったが、中国政府による厳格な新型コロナウイルス政策の影響で開催を断念。日本と韓国が代替開催地に立候補していた。

　同大会は国際Ａマッチデーの期間外に行われるため、海外組の招集は不可能。国内組にとってはＷ杯カタール大会の代表メンバー入りに向けた貴重なアピールの場となる。

　オンライン取材に応じた日本協会の田嶋幸三会長（６４）は「（Ｗ杯へ）生き残りを懸けて選手が必死に戦う大会になることは間違いない」と力を込め、「Ｊリーグの日程を考えると一番望ましかった」と日本開催を歓迎した。