浦和 ACL初戦4発快勝 ロドリゲス監督「いい戦いできた」松尾は移籍後初得点

勝利し、サポーターの声援に応える酒井(中央)ら
後半、攻め込む浦和・松尾(11)
後半、シュートを放つ浦和・ユンカー(右)
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 「ACL・1次リーグ、浦和4-1ライオン・シティー」(15日、ブリラム)

 浦和はライオン・シティー(シンガポール)との1次リーグ初戦に4発で快勝した。リカルド・ロドリゲス監督は「改善点は常にあるものですが、試合を通していい戦いができたと思っています。チャンスもたくさん作れましたし、この気温や難しい気候の中、選手たちはよくやってくれたと思っています」と振り返った。

 立ち上がりから主導権を握った。前半8分。MF江坂任の左クロスをFWキャスパー・ユンカーがヘディングで合わせて先制点。その7分後にはMF松尾佑介が左サイドからペナルティーエリア内にドリブルで進入。折り返したボールに江坂が反応し、右足で追加点を奪った。

 同42分には、MFモーベルグが見せた。DF酒井宏樹のパスを受けると素早く左足を振り抜くミドルシュートでチーム3点目を決めた。ただ、同43分にはモーベルグのGK鈴木彩艶に向けたバックパスがずれてミスとなり、まさかのオウンゴールで1点を献上した。

 後半も勢いを失うことなく、同2分にはMF伊藤敦樹のクロスを松尾が押し込み待望の移籍後初ゴールで4点目。得点以外にも何度も左サイドでスピードを生かしチャンスメークした背番号11は「ホッとしています」と率直なコメントを残し、「試合前はACLという大会に非常に興奮していました。それをピッチの上でプレーで示せたことは非常にいいことだと思いますが、現状に満足せず次の試合も勝利を目指していきたいと思います」。1ゴール1アシストとアジアの舞台で結果を残した。

 1次リーグ残り5試合が中2日で続く。「この大会でチャンピオンになることを期待されていますし、レッズとしては歴史的な3回目の優勝を達成できるように考えています」と指揮官。準優勝だった2019年以来3年ぶりACLで好スタートを切った。

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