レアル・マドリード快勝 34歳ベンゼマが2戦連続ハット「魔法がかった夜」

 「欧州CL・準々決勝第1戦、チェルシー1-3レアル・マドリード」(6日、ロンドン)

 大会最多13度優勝のレアル・マドリード(スペイン)はベンゼマが3得点し、アウェーで昨季王者のチェルシー(イングランド)に3-1で快勝した。第2戦は12日に行われる。

 34歳のエースが圧巻のパフォーマンスでレアル・マドリードを勝利に導いた。パリ・サンジェルマン(フランス)との決勝トーナメント1回戦第2戦に続き、欧州CLで2試合連続ハットトリックの離れ業を成し遂げたベンゼマは「同じように魔法がかった夜になった」と歓喜に浸った。

 前半21分は遠い位置から頭でたたき込んで先制。3分後にはモドリッチが右から柔らかく上げたボールを再びヘディングで合わせて加点。後半開始直後は相手GKとDFのミスを突き、無人のゴールに蹴り込んだ。「前半に外した好機もあったので3点目が一番うれしい」と喜んだ。

 アンチェロッティ監督は「日に日に熟していくワインのよう」とベンゼマを絶賛。昨年フランス代表にも復帰した万能型FWが4季ぶりの頂点を狙うチームの命運を握る。

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