南野拓実 W杯決定弾で「歴史に残る一戦に」練習参加は試合前日のみでも「何が何でも勝つ」

 谷口彰悟(右)につかまり笑顔を見せる南野拓実(撮影・棚橋慶太)
 懸命にボールを追いかける南野拓実(撮影・棚橋慶太)
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 W杯カタール大会アジア最終予選オーストラリア戦(24日、シドニー)に臨む日本代表の南野拓実(27)=リバプール=が23日、オンライン取材に応じ、勝てば7大会連続7度目のW杯出場が決まる大一番に向けて「何が何でも勝たないといけない」と決意をにじませた。

 2月1日のサウジアラビア戦(埼玉)に続く2試合連続ゴールとなれば、日本をW杯に導く価値ある一発になる可能性もある。「もし決めることができれば、僕が見てきたような歴史に残るような一戦になると思う」とW杯決定弾を見据えた。

 カタールのピッチに立てば自身にとって初のW杯となる。「W杯は選手にとって特別なもの。自分にとっても小さい時から出場したいと思っていた」。最終予選の厳しい戦いを通して夢舞台への思いは増していった。「だからこそ明日絶対に勝利して出場を勝ち取りたい」と意気込んだ。

 20日夜にFAカップのノッティンガム戦に出場し、代表に合流したの22日夜。練習参加は試合前日のみとなる。代表では左FWを主戦場としてきたが、大迫(神戸)前田(セルティック)の不在で、センターFWを含めた起用法にも注目が集まる。「どこのポジションでやるかはあんまり考えていない。自分が出たポジションでどうやってチームに貢献できるかを常に考えている」と語った。

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