「JFL、FC大阪3-1クリアソン新宿」(13日、服部緑地陸上競技場)
今季の日本フットボールリーグ(JFL)が開幕し、新参入のクリアソン新宿はアウェーで昨季7位のFC大阪に敗れた。前半27分にFW高橋滉也の鋭い右足シュートで先制したが、前半ロスタイムに追いつかれると、足が止まり始めた後半に2失点した。
成山一郎監督は「先制点を取れてうれしい思いもできましたし、追いつかれひっくり返されて悔しい思いもしました。JFLの開幕戦を存分に味あわせたもらった」と振り返る。「FC大阪さんは本当に強くて、1試合目でひとつの基準を持てたのは良かったと思います。第2節以降につなげられるようにみんなで反省を生かしていきたい」と前を向いた。
大都会新宿を本拠地に置き、23区内初のJリーグクラブを目指す。05年にサークルを引退した大学4年生が集うコミュニティーとして創設。昨季、関東1部、地域CLを制すと、FC刈谷とのJFL入れ替え戦も4-0で圧勝してJFL初昇格を決めた。
アウェーの地でもサポーターが駆けつけ、スタンドには横断幕も多数掲げられた。「歴代のチーム作ってくれたメンバーがずっと上を目指して、そういう人たちの思いもひしひしと伝わっていましたし、直近でいうと去年のメンバーが頑張ってくれてこの舞台に立てました。私たちを応援してくださるパートナーの皆さん、スタンドに大勢集まってくださった人たちの応援がまずはすごくうれしかった。結果は1-3で負けましたが、一人も手抜きせず、初めての舞台で下を向かずに前に向かってチャレンジャー精神でやりきれた。そういうところで恩返しというか、何か伝わるものがあればいいなと思う」と成山監督は語った。
19日の次戦は待望のホーム開幕戦。FC神楽しまねを駒沢陸上競技場に迎える。クラブは5000人動員プロジェクトを掲げ、選手も率先して取り組んでいる。「次の歴史、今年のメンバーで今年のチームをしっかりと作っていきたい」と成山監督。都市型クラブが新たな一歩を踏み出した。