INAC神戸 阪神が活用のメソッド導入 虎戦士仕様のボディーでWEリーグ初代女王へ

 サッカー女子プロリーグ「Yogibo WEリーグ」のINAC神戸が7日、神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンターで「コアチューニングセミナー」を開催。プロ野球阪神が今春キャンプで活用したメソッドを導入し、チーム強化に乗り出した。

 コアチューニングとは、呼吸法などで体幹を整える日本発のメソッド。サッカー、野球など種目に関係なく、選手が持つ能力を身体の可能性を最高レベルに引き出す効果があるという。今春の阪神宜野座キャンプのメニューにも組み込まれた。

 この日は創始者のJAPANコアチューニング協会・須田達史代表、阪神キャンプで講師を務めた伊達弘泰氏らがINAC神戸の全選手を指導した。

 施術を受けたMF菊池まりあ(20)は「意識して力を入れなくても、身体の中心をとらえられるようになった」とバランスの改善を実感。身体のズレを整えることで選手としてのパフォーマンスが上がるだけでなく、けがのリスクも軽減するという。ストレッチポールなどを用いて1人でも行うことができることも利点。INAC神戸の安本卓史社長は「自分で続けることでコンディションを整えてほしい」と目的を語った。

 リーグは冬季中断期間を経て5日に再開。10試合を終えて8勝2分けと首位を独走するINAC神戸。“虎仕様”のボディーで、WEリーグ初代女王に突き進む。

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