カズ加入の鈴鹿 JFL、Jリーグの決定受け陳謝「決定事項を厳粛に受け止める所存」

 日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズは1日、JFL規律委員会の調査の結果、懲罰の対象となりうる行為が発覚し、JリーグからもJリーグ百年構想クラブ資格を解除条件付き資格停止とされた件について、公式サイトにクラブの見解を掲載した。

 クラブは「JFL規律委員会による調査の結果を踏まえた処分について」と題し、吉田雅一社長名義で文書を掲載。まずはJFLの調査結果について「この度の決定につきましては、大変厳粛に受け止めており、再発防止に努めてまいります。また、このような事態を招いてしまったことで、JFA、Jリーグ、JFL、県サッカー協会等の競技サッカーを運営する組織関係者の皆様、日頃から弊クラブをご支援いただいておりますスポンサーの皆様、サポーターの皆様、三重県と鈴鹿市の行政機関の皆様、サッカーファンの皆様に多大なご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 百年構想クラブ資格を解除条件付きで停止されたことについても「弊クラブのガバナンス体制に問題があったとのご指摘につきましても、真摯に受け止めた上で、弊クラブ及び運営に関わる経営陣一同、決定事項を厳粛に受け止める所存です。改めまして、全ての関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしましたことを、陳謝いたします」と重ねて謝罪した。

 その上で今後に向けては「弊クラブとしましては、早急にガバナンス体制を盤石なものに刷新した上で、従前からの目標であった、Jリーグ(J3)への昇格に向けて、今季もチーム一丸となって、ステークホルダーの皆様と共に成長を遂げていきたく考えております」と改善に取り組むことを表明した。

 JFLのチームがJリーグに加盟するためには、J3ライセンスの交付が必要となる。そのJ3ライセンスを申請できるのは百年構想クラブに限られているため、資格停止を解除されない限りは鈴鹿のJリーグ参入は実現しない。来季、J3に入会するためには今年6月末までに資格停止を解除する必要がある。今季、元日本代表FW三浦知良(55)の加入で話題を呼ぶ鈴鹿だが、3月13日の開幕を前に、カズが目標に掲げるJ3入りに大きな課題を突きつけられている。

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