長友佑都 批判も大歓迎「ありがたい限り」「批判がまだまだ中途半端」

 W杯カタール大会アジア最終予選・サウジアラビア戦(2月1日・埼玉スタジアム)に向けて千葉市内で合宿中のサッカー日本代表のDF長友佑都(35)=FC東京=が30日、練習前にオンライン取材に応じた。ネット上での自身のパフォーマンスに対する厳しい声には「ありがたい限り。厳しい批判や厳しい意見の中に自分を成長させるチャンスが眠っていると感じている」と歓迎した。

 最終予選7試合すべてに先発しているが、最近は6戦連続で途中交代。27日の中国戦(埼玉)では代わって左サイドバックに入ったDF中山雄太(ズウォレ)が投入直後にMF伊東のゴールをアシストした。長友は「しびれますね。やはりしびれると同時に、僕も雄太のことはいい選手とこれまでも言ってきた」と中山のアシストを振り返る。その上で競争については「素晴らしい状況じゃないですか。競争がないと人は慢心してしまう。成長を止めてしまうという部分もある。彼みたいな若くていい選手が出てくるのは僕にとっても非常に本当にありがたい。自分もエネルギーがより一層心底出てくる」と前向きに話した。

 ネット上での自身に対する厳しい声は当然承知している。「皆さんの見る目もどんどんレベルが上がってきているということだと思う。日本サッカーが発展してきたんだなとしみじみ感じる」と受け止める一方で「まだ中途半端ですよね」と指摘する。「インターネットの世界だけじゃなくテレビでも取り上げられるくらい。長友はこれくらい批判されていて、今日本代表はこういう感じなんだというくらい取り上げられないと、本当の意味でファンは増えていかない。まだまだ中途半端」とポジティブに話す。これまでインテル・ミラノを始めとするビッグクラブで経験してきたことを重ねた。

 もちろん批判を覆すパフォーマンスを誓う。「日本代表を背負っている以上、ダメなら批判されて当然。どんどん批判してもらっていいんですけど、この局面を打開した時に2022倍の称賛で称えていただけたら。2022倍で!」と笑いを誘った。

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