GK権田修一 中国戦途中からキャプテンマーク巻き、夫人から「しびれたわ」

 W杯カタール大会アジア最終予選・中国戦(27日・埼玉スタジアム)の勝利から一夜明けた28日、サッカー日本代表のGK権田修一(32)=清水=がオンライン取材に応じた。

 2-0の完封勝利となった中国戦では相手の枠内シュート0本と、権田が目立つシーンはないまま終了。「最終予選に関しては突破することを何よりもフォーカスしてやっているので、内容というのは二の次という言い方はいいのか分からないが、とにかく昨日に関してはしっかりゼロで抑えることができましたし、枠内シュートもゼロ。ゴールもPKともう1本は流れの中から奪えたというのは、結果の部分はまずは満足はできるのかなと思います」と振り返った。

 最終予選初出場のDF谷口、板倉との連係も問題なかった。「彼ら2人はずっと試合には出られなかったですけど、代表活動には来ていて。そういう中で紅白戦をやる時はサブ側でいつもいい準備をしていたのは僕自身も見ていました。最後2日間の練習で、コーチ陣も含めて細かい部分まで声掛け合いながらうまくできた」と話した。「中国でOKだったからすべてOKじゃないですし。次はもっとレベルの高いサウジアラビアと試合をする。4日の準備期間があるのでしっかりとやっていきたい」と2月1日のサウジアラビア戦(埼玉)に視線を向けた。

 中国戦で主将を務めたMF遠藤が後半28分に交代する際にキャプテンマークを巻いた。試合後に夫人から「しびれたわ」と連絡があったこと明かしながらも、「(キャプテンマークを)つけた瞬間はユニホーム黄色でキャプテンマークも黄色で、これはよく分かんないなと思ったのが一番の印象です」と笑った。

 主将マークはMF守田を中継して届けられた。「『モリ、つければいいじゃん』と言ったら、『これはそんなにつけられるものじゃないです』とあったんで。僕自身、エスパルスで任されて、キャプテンの重みというのは選手の中での責任者なので。自分自身、キャプテンマークを代表で巻けたというのは誇りに思います」と主将マークの重みを語った。

 今回、主将を務めた遠藤については「普段の振る舞い、選手に対しての発信能力、元々のリーダーシップのある選手なんだと僕自身尊敬している。改めて自分がキャプテンマークを巻いた時に、やっぱり航の方がキャプテンっぽいなと思いました」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス