森保監督 最終予選2試合、吉田麻也欠場、古橋ら5人招集困難 新たな選手に期待

 日本代表の森保一監督(53)が16日、オンライン取材に応じ、埼玉スタジアムで行われるW杯カタール大会アジア最終予選の中国戦(27日)とサウジアラビア戦(2月1日)に、主将のDF吉田麻也(33)=サンプドリア=ら5人の招集が困難との見通しを語った。

 最終予選に暗雲が立ちこめた。招集が見送られるのは吉田の他にFW古橋(セルティック)、MF三笘(サンジロワーズ)、DF室屋(ハノーバー)、GK谷(湘南)で理由はいずれも負傷のため。特に最終予選全6試合にフル出場し、精神的支柱としてピッチ内外で存在感を発揮してきた吉田の不在は痛い。

 日本はB組で自動的に本大会出場権を獲得できる2位だが、3位オーストラリアとの勝ち点差はわずか1。敗戦が許されないホーム2連戦では多くの戦力を欠くが、森保監督は「総合力で勝っていきたい」と力を込めた。右ふくらはぎ痛で欠場が続くDF冨安(アーセナル)が招集可能な状態であることは光明の一つでもある。

 17日から千葉県内で国内組による代表候補合宿が始まり、24日から海外組が加わる。逆境に立たされた日本代表だが、指揮官は「新たな選手が出てきてくれる楽しみがある」と新戦力の台頭に期待を寄せた。

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