横浜M 残留決断のMF水沼宏太「できるところを見せたい一心」

 J1横浜Mは12日、横浜市内で始動し、オンライン取材に応じたMF水沼宏太(31)は「やるべきことはタイトルを取ること」と3季ぶりの王座奪還を誓った。

 オフにはJ1湘南、京都といった複数クラブから獲得オファーが届いた。「揺れ動いたのは事実」としながらも、「今の自分は昔とは全然違うと見せられる自信があって(横浜Mに)帰ってきた。まだ全然、自分ができるというところを見せたいし、できると思っている。それをピッチ上で見せたい一心」と残留を決断した理由を説明した。

 今季はユニホーム背面の名前を「KOTA」から「MIZUNUMA」に変更した。クラブ創設30周年を迎えるにあたって「歴史を積み重ねてきた中で最初に携わった人でもある。マリノスに関わる皆さんが歴史を感じてくれたら」と父の水沼貴史氏を意識したことを明かし、「自分を認めて欲しくて名前でやっていたが、父と並んでやっていきたいところもある。身が引き締まる思い」と決意を新たにした。

 昨季出場した36試合中35試合が途中出場にもかかわらず、チーム最多の9アシストを記録した。「スタメンで出られる試合が増えればうれしいし、ピッチで長い時間、自分を表現することが僕にとっても幸せ。チームにとって大事な選手でいられるように頑張りたい」と抱負を語った。右足から繰り出す高精度のクロスにかかる期待は大きい。「去年以上の結果を残したいし、残せると思っている。チームで一番アシストをしたいし、2桁(アシスト)にいきたい。できることを全力でやって結果を残すことができれば、まだまだ成長できる」と意欲を燃やした。

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