なでしこFW遠藤純が米国移籍「もっと世界で戦える、もっと応援される選手に」

 WEリーグ日テレ東京Vは21日、女子日本代表なでしこJAPANのFW遠藤純(21)が米NWLSに新規参入するエンジェル・シティーに完全移籍すると発表した。

 遠藤はJFAアカデミー福島から18年に日テレ東京V入り。なでしこリーグ1部で通算33試合出場13得点。各年代で代表入りし、19年には女子日本代表入り。東京五輪に出場した。

 遠藤はクラブを通じて以下のコメントをした。

 「この度、AngelCityに移籍をすることを決断しました。ベレーザでプレーした3年間は、私のサッカー人生の中で大きな財産となりました。永田ヘッドコーチのもとで日々トレーニングをしたことで苦手を得意に変えることができましたし、一つ一つのプレーを追求することで、サッカーがより大好きになりました。素敵なスタッフの皆さんや仲間、サポーターの方々に囲まれた環境でプレーできたことに心から感謝します。

 今回の移籍を決断した理由はいくつかありますが、東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて世界の選手と比べてかなり劣っているとを痛感しました。だからこそ、今の自分を変えてもっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思いこの移籍を決めました。

 最後に約3年間、本当にありがとうございました。WEリーグ初年度をベレーザで戦うと決めていながら、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思っていますが、今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、一人の人間として大きく成長する事で恩返ししたい思います。

 12月25日から始まる皇后杯では、ベレーザに関わるすべての皆さんへの感謝の気持ちを大切にし、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいと思います。引き続き応援宜しくお願いします」

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