INAC神戸1年9カ月ぶりサポーターに練習公開 コロナ後初、ファンサービス拡大へ
WEリーグで首位を走るINAC神戸が27日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたサポーターに向けた練習公開を1年9カ月ぶりに実施した。事前に応募したサポーターズクラブ「ISCプレミアム会員」の約50人が神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンターでの練習を見学した。
INAC神戸が練習を公開するのは新型コロナが感染拡大前の2020年2月以来。練習後にはMF中島依美主将、伊藤美紀、DF守屋都弥の3選手が記念撮影に応じた。
チームはWEリーグ開幕から首位を快走。21日の前節・マイナビ仙台戦(ユアスタ)に1-1で引き分けて開幕から続いていた無失点での連勝は「8」でストップしたが、2位マイナビ仙台と早くも勝ち点9差をつけている。
午前10時30分から開始した練習には、なでしこジャパンの欧州遠征に招集されているDF三宅、MF成宮、FW田中の3選手は不在だが、星川監督や他の選手は参加。久々にサポーターが見守る中で、はつらつとした動きを見せた。
12月4日の広島戦後、WEリーグは一時中断期間に入る。INAC神戸はここまでのホームゲームでの観客数では開幕戦の4123人が最高。後半戦は大幅なアップを目指しており、今後もタイミングを見て、練習公開やファンサービスを拡大していく方針だ。



