J1C大阪が来季の新戦力として、J2岡山のMF上門知樹(うえじょう・さとき、24)を完全移籍で獲得することが15日、濃厚となった。交渉は大筋で合意に達しており、名古屋など複数クラブとの争奪戦を制した。上門は来季も岡山との契約を残しており、移籍金が発生する。
沖縄県出身の上門は地元の県立与勝高から2016年に琉球入りし、20年に岡山へ完全移籍した。166センチと小柄だが、ミドルシュートは威力十分。昨季は左MFを主戦場としたが、今季は主に2トップの一角を務めた。守備ラインの裏に抜け出す動きは日本代表FW古橋亨梧(セルティック)を彷彿とさせ、J2得点ランク7位タイの13得点を挙げた。岡山も慰留に努めたが、J1への初挑戦を決断したという。
C大阪は今季チーム2位タイの6得点を挙げたFW大久保嘉人が現役引退。FW高木俊幸は契約満了での退団が発表されており、FW豊川雄太は来季J1に昇格する京都から獲得オファーを受け、去就が流動的となっている。来季に向けて前線の補強が急務となっていた中、新たな得点源としてペナルティーエリア内外を問わない上門の決定力を高く評価。J2屈指のアタッカーの獲得に成功した。