久保の特長が詰まった今季初ゴール ピッチ半分を一気に駆け上がり冷静に股抜き

 「サッカー・スペイン1部、アトレチコ・マドリード1-2マジョルカ」(5日、マドリード)

 マジョルカの久保建英が途中出場から後半ロスタイムに決勝ゴールを奪った。膝の負傷で一時戦線を離れていた久保だったが、これが今季初ゴールとなった。

 1点を追う後半29分にサンチェスと交代。ルッソのゴールで同点とした後、迎えた後半ロスタイムに、久保が一瞬で輝きを放った。

 自陣で味方が相手の攻撃を防いだ後、久保が頭でつないで前方へ猛ダッシュ。大きく開いていた右サイドのスペースを指さしながらポジション取りをすると、スルーパスを引き出した。

 オフサイドはなし。完全に相手守備ラインの裏に抜けだした久保は、ボールをコントロールしながら名GKオブラクとの1対1に。相手の股を抜く左足シュートでゴールネットを揺らした。わずかな時間で、持ち味をいかんなく発揮した久保を中心に歓喜の輪ができあがった。

 A・マドリードはリーグ上位クラブで優勝や欧州CL圏を争うチーム。今季1部に復帰したマジョルカにとっては、非常に価値のある勝利、勝ち点3となった。

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