サッカー女子のＷＥリーグは１日、第１１節（４日）全５試合の延期を発表。新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」への政府対応に基づき、オランダ遠征から１日に帰国した女子日本代表「なでしこジャパン」の選手は２週間の待機が必要となり、出場できないため。

　帰国したチームは検査で全員の陰性が確認されたが、選手１８人は検疫所が指定する宿泊施設で隔離後、自宅などで待機を求められる。マイナビ仙台に３人、三菱重工浦和に５人、大宮に２人、日テレ東京Ｖに５人、ＩＮＡＣ神戸に３人が在籍しており、公平性の観点からリーグ戦を延期した。

　今月に予定していた代表候補合宿も取りやめ。