FC大阪 J3入りの可能性消滅 悲願は来季以降に持ち越し
「JFL、ヴィアティン三重1-1FC大阪」(21日、朝日ガスエナジー東員スタジアム)
JFL第32節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すF.C.大阪はアウェーでヴィアティン三重と引き分けに終わった。この結果、2試合を残し、来季のJ3入りの可能性が消滅。悲願は来季以降へ持ち越しとなった。
J3入会条件には、JFLの競技成績として4位以内、かつJリーグ百年構想クラブの上位2チームと設定されている。前節を終えて首位のいわきFCがこれをクリア。残り1枠を巡って、4位のF.C.大阪は勝ち点6差のヴェルスパ大分を上回る必要があった。この日、V大分は1-0でホンダFCに勝利。勝ち点差は8に開き、残り2試合での逆転の可能性が消えた。なお、2位のホンダFCは百年構想クラブの認定を受けていない。
F.C.大阪は前節と同じスタメン。前半25分にMF木匠の右クロスのクリアボールを拾ったMF町田がミドルシュートを決めて先制した。
しかし終了間際の後半43分、ミスから痛恨の同点弾を受ける。負けはしなかったものの、勝ち点3を奪うことができず、今シーズンのJ3昇格の望みが途絶えた。