FC東京 森下新監督「ショッキングな」8失点守備改善&精神面ケアで「3連勝目指す」

 J1FC東京は10日、今季終了までの残り3試合を森下申一GKコーチ(60)が監督として指揮することを発表した。古矢武士トップチームマネジメント部長とともにオンライン取材に応じた森下監督は「何かを大きく変える時間はない。今まで長谷川監督がやってきたことをベースにやっていきたい。もう一つは自分が見た視点から問題点を改善していこうと思っています」と語った。

 6日の横浜M戦でクラブワーストの8失点と記録的大敗を喫した翌日にFC東京との契約が今季で満了だった長谷川健太前監督(56)が辞任。森下監督は「前節ショッキングな出来事があったが、そういう意味もふまえて守備のところの改善はしていきたいし、精神的な回復もしていかないといけない」と今後すべきことを話した。

 森下監督は選手として磐田や京都に在籍し、日本代表でもプレー。引退後は京都、磐田、G大阪などでGKコーチを務め、FC東京では2019年から指導してきた。今回監督就任の話がきた時は「突然の監督要請で、ショッキングなできごとの後ですぐには返事はできませんでした」と振り返った。

 未定となっている来季の監督などについて古矢武士トップチームマネジメント部長は「監督をどうするか含めて現時点では来年のことに関して具体的に決まっていないことが多く、これから1カ月くらいの中で決めていく」とした。

 森下監督にとっては徳島戦(20日、味スタ)が初戦となる。その後は広島戦(27日、Eスタ)、福岡戦(12月4日、味スタ)を控える。「残り3試合、熱い熱い試合をして3連勝を目指す」と誓った。

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